パーキンソン病のログ

1967年生 左利き男性の忘備録。『病気であっても病人にはならない』 https://twitter.com/zyxzyxzyxzyx2/

通院

3ヵ月ごとの通院。

 

大きな変化なし。徐々に右手足の動きは悪くなっている。キーボードが打ちづらかったり歩くスピードが遅かったりするが日常では大きな困りごとはない。

 

動かない身体に慣れてきてるのかもしれない。

 

ということで、今回もエフピーOD錠を毎朝一錠、90日分。次回は年末。

 

『ロックステディボクシング』 講演会と体験会

WPC2019で見学し、興味を持ったロックステディボクシング。PD向けのボクササイズのプログラム。

https://www.rsbwtsjapan.com/

主催のおふたりは、WPC2019のボランティアリーダー。京都でお世話になった。

 

このプログラムの体験会と講演会に参加できた。以下感想。

私自身は、数年前までスポーツジムのボクササイズ(BODY COMBATなど)をやっていたが身体が動かなくなってきて中断した経緯がある。

 

■PDのことをよく考えられているプログラム!

いま、自分(=PD)が苦手な動きに対してのトレーニングが随所に組み込まれてる。

たとえば、すくみ足。私は右足の、特に後ろ側へのステップが出せなくて困ってるのだが、プログラムの中に、全方向へのステップのトレ・メニューが入っていた。しかも視覚・聴覚のキューと、動く先の目標位置が明確になるように工夫されていた。
これだけではなく、手先の動きとか、関節の可動域を広げるための工夫が随所に入っている。

逆に言うと自分の苦手な動きがすぐに理解できる。私は右手の筋固縮と可動域の狭さ、遅い動作を痛感。


■とにかく楽しい!

 ボクササイズは、マンツーマンで、コーチの構えるミットめがけてパンチ、思いっきり当てることができる!!これが一番!!快感だった。

   #スポーツジムだと当てないので。

 

1~2分のショートタームでたくさんの種類のトレーニングをやるので飽きない。

声を出せる!!一体感を出す工夫がされている。もちろん発汗!!

コーチのリードがうまい。

 

■講演会で聞いた印象的な言葉、『手続き記憶の蓋を開けよう!』

 ・RSBの動きは健常のときは出来ていた動作の組み合わせ。特別な動作はない。
  これは手続き記憶として身体の中に残っている
 ・PDは、この動作に蓋をしてしまう。
 ・リハビリで蓋を開けよう!

 

アメリカでは800箇所以上で開催されているとのこと。

ぜひ関東進出をお願いしたい。

『パーキンソン病と認知症とポジティブ心理学のシンポジウム』

パーキンソン病認知症ポジティブ心理学のシンポジウム』を聞きに行った。
埼玉にあるリハビリ病院の主催。200万人都市の埼玉は高齢化が早く来るので対策を打っていきたいというのが趣旨とのこと。私には少し早いテーマかな?とも思ったが10年後はお世話になるかもしれない。病院が主催で大きな勉強会を開催していただけるのはありがたい。

 

<自分のメモ>

・嚥下体操を試してみたい。
 収まっていた喉の違和感が最近出てきたので。

・『話す犬を、放す』という映画を見てみる。

・病理の話が多数あったが正確に理解できたかは微妙。
 特に心理学は知識がまったくない。基礎から勉強してみたい。

パーキンソン病認知症(PDD)に進む可能性がある。
 レビー小体型の認知症とルートは異なるが登る山はおなじ?

・70歳のPDの患者さんからの質問『PDDの予防策は?』の質問に対し
 回答は『気持ちをACTIVEに前向きに。積極的に社会と接し、適度な運動を』。

・ヘルパーさんからの意見。介護の現場ではPD,PDDの知識が少ない。
 逆のアプローチをとってしまうかもしれない。もっと知識の周知を。


そして、お待ちかね、ロックステディボクシング(つづく)

ロックステディ 8/25 さいたま

 

WPC2019で見学したPDに特化したボクササイズの講演と体験会が、さいたまの浦和近辺であるそうです。

申し込んでみました。

 

https://www.controlpd.com/2019/08/16/8%E6%9C%8825%E6%97%A5%E5%9F%BC%E7%8E%89%E3%81%A7%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%87%E3%82%A3%E8%AC%9B%E6%BC%94-%E4%BD%93%E9%A8%93%E4%BC%9A/

ノルディックウォーキングとリハビリ見直し

暑くていまひとつ体調が良くない。特に右手。キーボードの誤入力が増えてきた。低血圧に起因すると思われる倦怠感というか不快感もあって全体的に低調。

 

そんな中ではあるが、先月からノルディックウォーキング(NW)を始めてみた。NWは両手で2本ポール(杖)を持って歩く有酸素のエクササイズ。ポールがあるので安定して歩け、上半身をつかうので普通のウォーキングよりも活動量が多い。

 

きっかけはWPC2019。企業ブースで2本ポールがあり試してみたところ、すごく具合良く歩けた。帰ってから情報収集したところ、ポールの種類と体の動かしかたで、介護用からスポーツ用までいろいろ種類があることを知った。この中でスポーツ寄りというか積極的に上半身を動かすのが、ノルディックウォーキング。うまくなれば走れるそうだ。

 

半年くらい前からジムでBODYATTACKができなくなってしまったので、なにか新しい有酸素運動を取り入れたいな、と思っていた。また、うまい具合に近所で定期的に講習会をやっていて参加させてもらっている。

 

やってみると、動作はとても安定。視線を上げるので上半身が伸びて爽快。脇から肩甲骨辺りと腕を使う。歩くスピードと歩幅で運動量が調節できるので自分でペースと心拍数をコントロールできる。ただし右側が悪いので対称性は保てなくてかっこ悪いかもしれない。でも天気が良ければいつでもできるのでジムのプログラムより都合が良いかも。

 

2本ポールの歩行に慣れてきたので、10~11分/kmのペースで、3~5kmを歩いている。途中の芝生の公園でポールを使わず大股歩き・横歩き・後ろ歩き・ダッシュなどアジリティ要素を入れて全体で1時間半くらい。

 

リハビリ全体としては、ジムでは筋トレとヨガに専念することにした。

 ・ジムは週2回。一回は筋トレのみ、もう一回は筋トレとヨガ。

 ・NWが週1~2回。

これで天気と体調をみながら運動日と休養日が交互になるように回す。

休養日は15分程度のストレッチ。

 

半年後くらいまでこのペースと服薬量でいけるのが当座の目標。

 

花火大会

毎年恒例、隣町の花火大会。今年も家族3人で見に行く。

自宅でお昼を食べて自転車で駅までいき、電車に乗ったところまでは良かったのだが、ちょっとしたことから妻と軽い口論になった。それがきっかけになったのか、駅を降りてから数百m進んだところで右手右足が固縮してしまう。あれれれ?朝の薬を飲み忘れたか?いやいやそんなことはない。さっきまでは普通だったのに、とにかく動きが悪い。15時過ぎの炎天下で、今までになく足を引きずる状態になってしまった。この状態が20分程続いて、かなり焦る。

その後は、休憩して水分採って徐々に回復。花火を見る頃には随分と戻った。

 

うーむ。こんな簡単なことで状態が変わってしまうのか?

 

涙腺

最近、涙腺がゆるくなり、ちょっとしたことで涙が出て困る。よくわからないのだが…….懐かしい歌を口ずさんだりするとウルウルすることがある。歳のせいか?PDで自律神経が乱れているせいか?