WPC2019の感想2 運動療法編
WPC2019での最大の収穫は、PD向けの運動プログラムを多数体験&見学できたこと。
内外のプログラムが一日5~6本、3日間なので20本近く用意されていた。毎週ジムに通っているが、新しいエッセンスを取り入れたくて重点的に参加してみた。ジムのスタジオと同じような指向であるが、いずれもPD向けの要素を多数取り入れているのが特徴。全体的にはアメリカのプログラムが多い。いろいろな種類があるので、病状の状態と好みで選択できそう。日本でも普及してほしい!健康保険で参加できるといいな!以下、個人的に気になったものをいくつか。
■DopaFit: Parkinson's High Intensity Interval Training (PHIIT)
心肺機能を上げるためのプログラム。結構ハード、以前やっていたハイインパクトのエアロビククスに近い感じ。ローオプションがあって強度を変えられる。
■Rock Steady Boxing
ボクササイズがベースのプログラム。これもアメリカで開発されて日本に輸入されたもの。時間の都合で見学のみだったけど、とても良く考えられた内容だと感じた。汗もかけるしいろいろな動作が盛り込まれていた。関西と仙台で開催中とのこと。
とにかく楽しそう!自分の生活圏にあったら、間違いなく参加すると思う。
当日のYoutubeが上がってた。 https://www.youtube.com/watch?v=RRqlJ9a31G8
ちなみに主催のお二人は今回のボランティアリーダ。
■太極拳
PD向けのプログラムとして海外で太極拳の評価が高いと聞いていたので参加してみた。初めてやったのだが納得、遅筋を徹底的に使う。エアロとは全く逆の動きで筋トレに良さそう。心肺を上げるプログラムと併用すれば効果ありそう。日頃のトレーニングに取り入れてみたい。
その他は、ダンス系やヨガとボイストレーニング。